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お好み焼き 好房(こうぼう)
“アルコール+お好み焼き”のスタイルで連日満席の繁盛店 |
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| 居酒屋激戦区の福岡・大名にオープン。アクリル和紙を使い、柔らかい光が店の外へと漏れるようにした外観が目印だ。 |
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お好み焼きといえば関西や広島が本場。その他のエリアにもお好み焼きの店は数多く存在するが、福岡をはじめ、九州にはお好み焼きの繁盛店がかなり少ない。そうした発展途上のエリアにありながら、連日満席が続くという繁盛店がある。福岡市・大名で2002年3月にオープンした「お好み焼き 好房」である。
この店のオーナーは岡田茂樹さん。福岡でバーテンダーをしていた岡田さんは、広島でお好み焼き店に勤めていた弟の龍治さんとともに同店を開業した。「お好み焼きとバーを合体させたような店をつくりたい」と岡田さんは考えた。お好み焼きだけ注文して食べたらすぐに帰るという通常のスタイルではなく、ゆっくり酒を飲みながらお好み焼きや鉄板焼きのサイドメニューをつまむという発想である。開業資金は敷金礼金などを含めて1200万円だった。
フードメニューは55アイテム(280〜2500円)。このうちメインのお好み焼きは7種類で、ベースとなる肉玉焼が800円、海の幸焼(肉玉+イカ+帆立+えび)1050円、デラックス焼(肉玉+帆立+しそ+イカ天+ねぎ)1260円など。麺はうどんかそばを選べるスタイルで、麺とソースは広島から仕入れている。
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| 店舗面積11坪のこぢんまりとした店内。鉄板の前にならぶカウンター8席と、テーブル12席で客席を構成する。 |
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アルコールやサイドメニューの 充実で客単価2400円を確保 |
お好み焼きはオープンキッチンの内側にある鉄板でスタッフが焼き上げるシステム。小麦粉の生地を先に薄く延ばして焼く広島風スタイルだが、通常の広島風がキャベツなどの具を蒸し焼きにするのに対して、同店ではすべての具をしっかりと鉄板で炒める。「いわばボイルと焼きの差で、焼くことにより素材の持つ甘みを存分に引き出すことができる」と岡田さん。主力のお好み焼きで、しっかりと個性を打ち出しているのだ。
お好み焼きのほか、メニューには「すぐ食べられるもの」「肉料理」「刺身」などのジャンルを掲げ、居酒屋的な利用を促している。お好み焼き・焼きそば類は焼き上がるまでに20〜30分かかるため、これらをつまみながら焼き上がりを待つことになる。
冒頭で触れたようにアルコール類も充実させている。特に人気が高い本格焼酎の品揃えには力を入れていて、現在は約60種類をラインアップする。同店がめざす“アルコール+お好み焼き”のスタイルは確実に浸透しており、「今では6割のお客さんがこうした楽しみ方をしてくれます」と岡田さん。これにより客単価が2300〜2500円という高い水準を確保できているのも大きな強みだ。
オープンから半年後には、予約をしないと入れない繁盛店として知られるようになった。1日の平均客数は60人というから、20席が正味3回転する計算だ。平日はビジネスマン・OLがメイン客層で、週末はファミリーや若者、県外から福岡を訪れたお客などが中心となる。特に日曜は滞席時間が短いこともあり、平均100人を集客する。
「わずかなキャパシティですから、満席になるのはむしろ当たり前だと思っています。ただ、たくさんのお客さんを帰しているのが心苦しいですね」と岡田さんは語っている。福岡市内で2号店の出店も検討中だが、「焦らずにいい物件を見極めたい」(岡田さん)。立地の良し悪しよりも、一軒家などの魅力的な物件で2号店に挑戦したい考えだ。
| お好み焼き 好房(こうぼう) |
| 住所 | 福岡県福岡市中央区大名1-19-17 |
| TEL | 092-716-8538 |
| 店舗規模 | 11坪20席 |
| 営業時間 | 18:00〜翌3:00 |
| 定休日 | なし |
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